『ウーマン・トーキング 私たちの選択』各界より、絶賛コメントが到着!女優達の演技が光る議論シーン本編映像も解禁!

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5月2日(火)

本年度アカデミー賞(R)脚色賞受賞、作品賞ノミネートを果たし、これまで世界の賞で56賞を受賞、151賞にノミネートされた6月2日(金)より全国公開の話題作、『ウーマン・トーキング 私たちの選択』へ、岩井志麻子氏、北村道子氏、児玉美月氏、DIZ氏より絶賛コメントが到着した。

原作は2018年に出版され、NEW YORK TIMESブックレビュー誌の年間最優秀書籍に選ばれたミリアム・トウズによる同名ベストセラー小説『WOMEN TALKING』。2005年から2009年にボリビアで起きた実際の事件を元に描かれている。アカデミー賞(R)脚色賞受賞から注目の的となっている本作は、女性たちが集まり、自分たちと子どもたちのためによりよい世界を築くにはどう前へ進めばいいか考え話し合う物語。大半が納屋の中で展開されるストーリーを観客に飽きさせずに観せることができるのは、サラ監督による緻密に練られた脚本と、俳優陣の卓越した演技力の賜物だ。サラ監督は本作を寓話の世界として描いたという。ある特定の宗教コミュニティが舞台の本作を、普遍的なものとして観客に感じてもらうためだ。そのこだわりを裏付けるように、出演者であるジェシー・バックリーは「(この作品に対する)私の感想は『こんな女性たちを知ってる』でした。彼女たちは私の中にもいます。人生で彼女たちのようであった時期があります」と語る。
そんな本作に、岩井志麻子氏、北村道子氏、児玉美月氏、DIZ氏より絶賛コメントが寄せられた。

岩井志麻子 作家
どこかへ逃げようかと悩んだり、敵地に乗り込もうかと迷ったりする前に、まずは話し合える仲間を見つけてほしい。
女には必ず、同じ思いを持つ仲間がいる井戸端や干し草置き場が用意されているから。

北村道子 スタイリスト
女たちのパワーが集結してできた素晴らしい作品。
すべての俳優たちにアカデミー賞をあげたい。

児玉美月 映画批評家
この映画がはじまった瞬間から、
女たちの生と尊厳が懸けられた議論に参加を余儀なくされる。
これが「過去の歴史」ではなく「進行形の現実」であることを知ったなら、
もう「何もしない」ままではいられない。
わたしたちは、どんな未来を選ぶ?

DIZ 映画アクティビスト
最後までどの選択をするのかわからない物語の構成や、
俳優一人一人の演技の引力に強く心を揺さぶられた。
この世界をより良い場所にするために、
私たちにできる希望に満ちた方法を教えてくれた作品だ。


北村道子氏やDIZ氏が注目する俳優の演技。サラ監督自身も俳優陣の高い演技力がカギだったと語る納屋での話し合いシーンの本編映像が公開となった。

『ウーマン・トーキング 私たちの選択』本編映像

集まった女性たちに「どうする?」と問いかけるアガタ(ジュディス・アイヴィ)はオーナ、サロメの母。フランシス・マクドーマンド演じるスカーフェイス・ヤンツは信仰のために男を赦すべきだと主張するが、クレア・フォイ演じるサロメは呆れたように笑って立ち上がり、赦さないと主張する。男たちを赦して天国に行くか、赦さず追放されるか。究極の選択を前に、女性たちの心は揺れ、交わされる言葉に熱がこもる。それぞれの戸惑いや決意が行き交うなか、オーナ(ルーニー・マーラ)の「天国だけでなく 地上でも存在理由が必要よ」という言葉に、「何もしない」派のスカーフェイス・ヤンツは娘の手を取り立ち去ってしまう──。小ばかにしたような言い方のマリチェ、感情を露わに訴えるサロメ、静かに核心をついた言葉を発するオーナ。それぞれの女性たちの性質がそのままに表現されている、魂の議論シーンとなっている。

6月2日(金)TOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開

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作品紹介

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